高音質クラシック音楽 サウンドプレステッジ

クラシック音楽/ジャズに最適な音響をお届けします

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プレステッジストーリ

良い音とは何か? なぜ音が出るか? なぜ名器と呼ばれる楽器が存在するか?

ピアノ奏者であり作曲家のショパンでさえストラディヴァリガルネリデルジェスが生み出したヴァイオリンが奏でる音楽性が出ないと言っています。

音楽性とは感性の問題であり、人により求めるレベルは違います。同じように楽器も素材、作り手などの条件により表現力にレベルの違い、幅があります。 プレステッジが求めているオーディオとは、ストラディヴァリやガルネリデルジェスが製造したヴァイオリンのような豊かな表現力を持ったオーディオ、目の前に奏者が居るかのような自然な音楽なのです。その為にプレステッジでは自身の幼少からの経験を基盤に膨大な時間を費やし楽器とオーディオの音を追求・研究してきました。そのためにはアンプ、スピーカーの材質から見直し独自の理論により製造までを行いました。そしてついに皆様にご紹介できるシステムが完成したのです。

幼少期に得られた幸運

今思えば、私は小さい頃から環境に恵まれておりました。祖父は外国航路の船長をしていました。祖父は、アメリカを始め様々な国から真空管ラジオや、アンプなど当時では珍しく手に入りにくい様々な高級オーディオ機器を、持ち帰っていました。 会社経営者である父もそんな祖父の影響か、すばらしいオーディオマニアへと、、、また、そんな父と一緒になった母もピアノを少々弾くことができました。 私は母のお腹にいる時から常に音楽に囲まれて育つこととなるのです。

そんな家庭に産まれた私が、やがて幼稚園に入ることになりますが、正直幼稚園が嫌いで早く家に帰り音楽が聞きたいと毎日思っていました。その後まもなくピアノを習い始めることになり、バイエル ツェルニー 楽譜の読み方や音楽記号を学校の勉強より早く学ぶ事となります。絶対音感もこの時に身に付いたのですが、この絶対音感という感性が私のその後の人生を大きく左右する事となりました。

同じ頃、おそらく3歳頃から専用のホームオーディオを与えられて、様々なジャンルの音楽に囲まれておりました。これは父の愛? 感受性豊かなこの時期に恵まれた音楽環境を与えてくれた両親に今は感謝です。 ちなみに移動の時はラジカセを放さずだったらしいです。やっぱり音楽大好きだったようです。

旅を繰り返すと芸術は伸びる

モーツアルトの生涯は35歳と若くしてこの世をさりました。 そのうちの半分は旅だつたとか!!毎日目に飛び込む風景は違うし言葉も違ったらしいです。そんな中から名曲が生まれたのではないでしょうか。

我が家は、旅行やドライブが好きで、よく旅をしておりました。その頃、毎週のように出かける旅先の車の窓から見える景色、流れてくる音楽に耳を傾けておりました。また、何度目かの海外旅行の際にアメリカへ訪れ、綺麗な空気、綺麗な海やサンセットをバックにジャズの生演奏を聞いたことは今でもよく覚えています。 写真やテレビなどでは感じることのできない驚きや、ワクワクした経験は私に豊かな感覚をもたらし、自然と感性が磨かれたのかもしれません。

カーオーディオとの出会いと苦悩の日々

本格的なカーオーディオとの出会いは、学生の頃に(学校の)先生のカーオーディオの手直しをしたのが始まりでした。その後、本格的にカーオーディオショップの経営を始めることになります。卒業後、自分の車を手に入れて色々なオーディオチューニングを行い、やがてマッキントッシュのカーオーディオ(250万円相当)を取付けたのですが、バランスが悪く聞くにたえない! こんなはずでは??? 自動車用に開発された商品、それも最高レベルの価格と性能をうたっているブランドなのに? 雑誌を初めプロの意見を聞いたり、色んな物まねをしましたが納得できませんでした。 ドイツ車の「ベンツ」「BMW」「オペル」の純正オーディオを聞くと、何故こんなに「素直で音楽性豊かな音」が出るのか?? 不満はあるがまだ聞けると感じました。

彼女とドライブしても風景と不釣合いなサウンドしか耳に入ってきません。 せっかくの大切な人との時間もこれでは台無しです。でも、体が受け付けないものはどうしようもないのです。 自動車は多くの方にとって大切な欠かせないもの、また、音楽を聴く場としても皆さん楽しまれていると思います。それは私も同じなのです。そんな楽しいはずのひと時が・・・ これは苦悩の日々の始まりでした。

私の症状は、悩みすぎてやがて鬱病にまで進みました。 「音を聞くと吐き気がする」 なぜ「大好きな音楽」を聞くと憂鬱なり吐き気がするのか??

私はその時に気づいたのです。原因はカーオーディオから聴こえてくる、生演奏とは「かけ離れた」あり得ない音だったのです。 冒頭でも申しましたが、幼少の頃から本物の音楽に慣れ親しんできた私にとって、音域の狂った音楽に全身が拒絶反応を起こしていたのです。それから自分自身のためにも、生演奏と変わらない満足できる音の研究が始まりました。

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